既知の問題¶
既知の問題の詳細についてはサポートまでお問い合わせください
Chrome/Edge の不具合による録画機能利用時の音ズレ問題について¶
Chrome/Edge の不具合により、音声トラックを削除し、その後音声トラックを追加した際に、 音声パケットやそれに関連するタイムスタンプが正しく処理されない場合があり、 これにより録画機能を利用する際に音ズレが発生する問題があります。
この Chrome/Edge の問題は残念ながら解決の見込みはありませんが、録画機能への影響があまりにも大きいため、 Sora 2024.1.0 でこの問題の改善を行いました。
しかし、この改善のための変更が Chrome の別の不具合の影響を受けて新たな問題が発生することが判明したため、 本変更をデフォルトで無効にすることにしました。
この問題への改善は今後も継続していく予定です。
この問題に関して不明点がありましたら、サポートまでご連絡ください。
Sora 2024.1.3 での変更点¶
Sora 2024.1.0 で rtp_hdrext_abs_capture_time のデフォルトを true へ変更し、
RTP ヘッダー拡張 abs-capture-time を利用することで録画機能利用時の音ズレを回避する仕組みを追加しました。
しかし、一部の端末では予期しない挙動が発生し、録画自体に問題が発生することが判明したため、
Sora 2024.1.3 で rtp_hdrext_abs_capture_time の デフォルトを false へ変更しました。
この設定を true にする場合は、事前にサポートまでご連絡ください。
Windows 版 Chrome で H.265 の映像トラックを無効にすると映像の送信が停止する¶
通常は、映像トラックの MediaStreamTrack.enabled に false を指定すると、黒い映像フレームの送信が継続します。
しかし、Windows 版 Chrome で H.265 のハードウェアエンコーダーを利用している場合、
映像トラックの MediaStreamTrack.enabled に false を指定すると、
映像のエンコードに失敗し、映像の送信が停止する問題を確認しています。
この問題が発生すると、映像トラックの MediaStreamTrack.enabled に
true を指定しても、映像の送信は再開しません。
回避するには、映像コーデックに H.265 以外を指定するか、
MediaStreamTrack.enabled に false を指定しないようにしてください。
2026 年 9 月時点で Windows 版 Chrome 152 および 153 でこの問題を確認しています。
署名アルゴリズムに SHA-1 が利用されている中間証明書をご利用されているお客様へ¶
Sora 2023.2.x から、署名アルゴリズムが SHA-1 の中間証明書を利用した場合、 Bad Certificate エラーとして接続が拒否されます。
影響のある機能は下記の機能です。
- ウェブフック機能
- 音声ストリーミング機能
もし、このエラーがログに出力された場合はサポートまでご連絡ください。
マルチストリーム機能¶
"type": "sendrecv"利用時に音声のみや映像のみを指定した場合でも、音声と映像の両方が送られてきます- 転送フィルター機能を利用してください
- 将来的に改善予定です
OBS WHIP/WHEP 機能¶
スポットライト利用時に音声が自動で配信されない¶
- OBS 側の WHIP に利用している WebRTC スタック実装で音量レベルを音声パケットに載せてこないため判断ができません
- FocusSpotlightFixed API を利用して OBS の接続にフォーカスをあてることで音声を配信できます
- WHIP でのスポットライト有効時は音声を自動で配信する仕組みを導入するか、 OBS 側の WHIP に利用している WebRTC スタックへ貢献することを検討しています
仕様としての制限¶
マルチトラック¶
- 1 つのストリームに 1 オーディオトラック、1 ビデオトラックしか設定できません
- マルチトラックへの対応は検討していますが未定です